ソースコードの読み方

2つのステップから成る。

ステップ1. 全体像を把握する

  1. プロジェクトが依存しているランタイムやライブラリ、ミドルウェアを把握する
  2. ドキュメントがあれば読む
  3. ディレクトリ構造をtreeを実行して調べる
  4. 設定ファイルを把握する(どこにあるか、何が設定されているか)
  5. アプリケーションのブートストラップエントリを把握する(エントリポイントはどこか)
  6. 名前空間はそれぞれどのような依存関係になっているか図示する

ステップ2. 細部に注目する

  1. コードを読む目的を決める。
  2. 目的に関与しているクラスに関して、大雑把にクラス図を書く(Helperクラス等は無視していい。状態を持つクラスのみに注目する)
  3. デバッグポイントを何箇所かに貼り、プログラムを動かす(デバッグをする)
  4. シーケンス図を書く。